マジョリカタイル~その2~

前回は、マジョリカタイルの発祥についてお話しさせて頂きました。

今回は、実際の施工現場と新しいマジョリカタイルについてお話し致します。

 

銭湯を彩る芸術的なマジョリカタイル

京都にある船岡温泉の歴史は大正12年、初代が料理旅館「船岡楼」として創業したことに始まります。歴代の当主が様々な工夫をこらし現在の形になりました。登録有形文化財にも指定された由緒ある唐破風造の建物です。壁面にはレトロなマジョリカタイルが施され、脱衣場の天井に彫られた鞍馬天狗や透かし彫りの欄間など芸術としか言いようがない装飾の数々をご覧いただけます。

カフェにマジョリカ?

京都に、SARASA NISIJIN(さらさ西陣)というカフェがあります。そこは、数年前まで藤の森湯というお風呂屋さんでした。外観はそのままで、浴室内のマジョリカタイルそのままに残してリノベーションされており、ノスタルジックな雰囲気の中、お茶を楽しむことができます。

現代のマジョリカタイル

タイルの工業化が進む中、マジョリカタイルの生産は少なくなっていき、第二次世界大戦やその後の高度経済成長期には生産自体がほぼなくなっていきました。ダントータイルでは、過去に何度かマジョリカタイル復刻版を生産してきました。

2017年、単なる復刻ではなく、現代にあった形でマジョリカタイルを進化させたうえで復活させたいと思い、福ラボでは『どんざ』タイルを開発しました。次回は、そんなNewマジョリカタイル『どんざ』の開発について特集致します。