新年あけましておめでとうございます。
2020年、令和2年はDantoも新たな時代のタイルを届けるため、研究を重ねていきます!
今回はいつもとは趣向をかえて、2018年、平成30年にいただいた取材のお話です。
タイルとは、歴史を知る為のアイテムのひとつです。
ある日、広島平和記念資料館を研究する広島文化財団の方より研究所の方にお電話をいただきました。
広島平和記念資料館本館の周辺は、1945年の被爆当時は、材木町と呼ばれた地域で寺院、民家、商屋などが立ち並んでいました。
地下に残る旧材木町の遺構等を調査し記録することが目的です。
そこで出土しましたタイルについてわかることがあれば教えて欲しいと依頼を受けました。
お話を伺う中で協力できることがあると判断し、当社へ出土したタイルを持参して頂き、お話をすることになりました。
資料と照らし合わせながら細かなお話もさせて頂き明治時代に当社で作成したタイルに間違いないことをお伝え出来ました。
遺構の中でもタイルは、焼き物なので当時の状態をキープしている貴重な資料と絶賛して頂きました。
タイルと言う素材は、後世に残すことのできる貴重なアイテムと再認識させて頂きました。
建築資材としての使用以外に何かお役に立てるアイテムとして使用できないかと日々研究しています。
当日お話させていただきました内容は広島文化財団様が運営されるHP「ひろしまWEB博物館」内にて記事にしていただきました。ありがとうございます。
学芸員のひとこと - ひろしまWEB博物館
文化財課に所属する学芸員からのひとことを...
今後も、タイルに関する取材や歴史的タイルの検証などは喜んでご協力させていただきます!
ぜひお問い合わせください。