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バルコニー・ベランダにおすすめ!ジョイントタイルのメリット・デメリットと選ぶポイントをご紹介!

タイル研究室

今回のタイル研究室ではジョイントタイルについてお話しします。

ジョイントタイルは置き敷きタイルとも呼ばれ、おしゃれなデザインが多く、住宅やマンションのバルコニー・ベランダの床の印象を変えたいという方に人気です。
簡単に設置ができて、商品も豊富でホームセンターやネットショッピングでも購入することができ、DIY初心者にもおすすめです。

ジョイントタイルとは?

ジョイントタイルとは、樹脂などでできた連結部分の付いたタイルをパネル状につなぎ合わせて使うものです。

タイル1枚は約30㎝の大きさで、高さは3cmほどになります。
磁器質タイルが貼ってあるタイプは、300角1枚、150角が4枚、100角が9枚でユニット化されているものなどがあります。

使用する面積に必要な枚数を用意しつないでいきますが、面倒な専門工具は必要無く、もちろん建築や工事などの専門知識もほぼ必要ありません。
女性一人でも簡単に設置できて満足度の高い仕上がりとなるため、エンドユーザーを中心に幅広く人気があります。

ベランダやバルコニーの場面でよく使われており、庭やテラスなどのガーデニング用品として利用することができます。

ジョイントタイルのメリット・デメリット

ここからは、ジョイントタイルを使用するメリットとデメリットを紹介します。

ジョイントタイルのメリット

設置が簡単

ジョイントタイルはつなぎ目を合わせるだけなので、とにかく設置が簡単です。

普通の磁器質タイルを施工する際はプロのタイル職人がモルタルで接着しますが、ジョイントタイルならDIY感覚での施工も可能です。

取り外しもできるので、何年か経過し雰囲気を変えたいときはジョイントタイルを取り換えることも可能です。

種類が豊富でおしゃれ

ジョイントタイルを敷くと、無機質な場所もおしゃれな雰囲気に仕上がります。

また、ジョイントタイルには磁器質タイル、人工木、人工芝、プラスチックタイプなどあり、色や種類が豊富なので、自分好みのものを選ぶことができます。

異なる色や種類のジョイントタイルをバランスよく組み合わせれば、よりデザイン性の高い空間にすることもできるでしょう。

防水の寿命が延びる

ベランダ・バルコニーにジョイントタイルを敷くことで、床面を紫外線から守り防水の寿命を延ばす効果があります。

防水の一番の敵は太陽の紫外線なので、これを防ぐ事が防水を良い状態に保つことにつながります。

汚れがつきにくい

ジョイントタイルはいち早く水を下部へ流すため、乾きやすい特徴があります。

特に磁器質タイルはほとんど吸水せず、汚れがつきにくいという特徴があるので、とてもメンテナンスが楽です。

強度も高くデッキブラシでごしごしと汚れを落とすことも可能です。

テラセラアネーロ

ジョイントタイルのデメリット

利点の多いジョイントタイルですが、デメリットもあるので把握しておきましょう。

夏場は熱くなる

特に磁器質タイルは熱がこもりやすいという特徴があるので、夏場など気温が高い時期は表面が熱くなってしまいます。

素足でバルコニーを歩かれる方は、遮熱性に優れた人工木のジョイントタイル、『テラセラデザインウッド』がございますので、そちらを選定してください。

こちらは体積の70%が木で構成されており、天然木を思わせる質感もさることながら100%リサイクルのエコ素材でできており、環境にも優しい商品です。

テラセラデザインウッド

つなぎ目からゴミなどが入りやすい

ジョイントタイルはつなぎ目からゴミが入ってしまうという弱点があります。
屋外では、枯葉や砂などわずかなゴミが隙間から入ってしまうでしょう。

ジョイントタイルの下を掃除したいときは、一度取り外す必要があります。
掃除後は元に戻すことができますので、ゴミが溜まる前にこまめに取り除いておいた方がよいかもしれません。

ジョイントタイルを選ぶポイント

ジョイントタイルには色々な種類の商品があり、価格もまちまちでどれを選ぶべきか悩みます。
ここからはジョイントタイルを選ぶポイントを解説します。

屋外使用OKのものを選ぶ

屋外で使用する場合は、滑りにくいものを選ぶ必要があります。
屋外使用可とされているものを選びましょう。雨の日でも滑りにくいものが多いです。

素材やデザインで選ぶ

ジョイントタイルは素材やデザインが豊富なのが特徴です。

素材として耐久性を重視するのであれば、磁器質タイルを選ぶと良いでしょう。
デザインも様々なものがありますが、石調、和風など、家の雰囲気に合わせて選ぶとエクステリア全体の統一感が出るでしょう。

また異なる色を組み合わせてチェック柄に仕上げることも可能です。
気軽に設置できるジョイントタイルだからこそ、珍しいデザインにも挑戦しやすいという点があります。

インテリアからバルコニーのつながりで広く見せたい場合には、ウッド調のフローリングと相性の良い天然木風の商品や、少し変わったものでは瓦風のジョイントタイルを、弊社ではご用意しています。

汚れが目立ちにくい色を選ぶ

汚れが流れやすいジョイントタイルでも、やはり汚れは蓄積されます。
特に黒や白は汚れが目立ちやすいですが、グレーやベージュであれば汚れが目立ちにくくなります。
汚れてきた場合には早めに掃除することで、長い間きれいな状態を保ちやすくなります。

ジョイントタイルの設置方法とメンテナンス

ジョイントタイルを選んだら、次は設置方法とメンテナンスについて知っておきましょう。

ジョイントタイルの設置方法

ジョイントタイルの設置方法はとても簡単です。以下の手順に従ってください。

・設置する場所を掃除して平らにする。

・ジョイントタイルの枚数を計算する。
必要な枚数は、設置する面積をジョイントタイルのサイズで割って求めることができます。
例えば、設置する面積が横3m×縦2mで、ジョイントタイルのサイズが30cm×30cmの場合、必要な枚数は(3÷0.3)×(2÷0.3)≒67枚となります。

・ジョイントタイルを並べていく。
ジョイントタイルには連結部分がありますので、それを順に合わせてつなげていきます。
床のサイズにピッタリと納まればよいのですが、納まらない場合には端のタイルを切る必要があります。
磁器質タイルの場合、角や端の部分をカットするには専用のカッターが必要となり素人の方には難しい作業です。
しかし隙間を空けてしまうと見た目が良くありません。
そこで弊社ではカッターで切ってサイズ調整ができ、セットで使える「幅調整材」という副資材も販売しています。

テラセラ副資材

以上でジョイントタイルの設置は完了です。
簡単にできるので、DIY初心者でも挑戦しやすいでしょう。

関連記事:並べるだけで簡単リフォーム!ジョイントタイルの施工方法ガイド

ジョイントタイルのメンテナンス

ジョイントタイルは汚れにくい素材ですが、それでも定期的なメンテナンスが必要です。
以下の方法でメンテナンスを行ってください。

・ジョイントタイルの表面を掃除する。
ジョイントタイルの表面には、ほこりや砂、枯葉などが付着することがあります。
これらは掃除機やほうきで掃除することができます。
汚れがひどい場合は、水や中性洗剤で拭き取ることもできます。

・ジョイントタイルの下を掃除する。
ジョイントタイルの下には、水やゴミが溜まることがあります。
これらはジョイントタイルを一度取り外して掃除する必要があります。
ジョイントタイルを取り外すときは、連結部分をそっと引き離すようにしてください。
掃除後は元に戻すことができます。

・ジョイントタイルを交換する。
ジョイントタイルは耐久性が高いですが、長年使っていると連結樹脂部分の劣化が起こることがあります。
また、デザインに飽きてしまったり、雰囲気を変えたいときもあるでしょう。
そのようなときは、ジョイントタイルを交換することができます。
交換するときは、古いジョイントタイルを取り外して、新しいジョイントタイルを設置するだけです。

以上でジョイントタイルのメンテナンスは完了です。
定期的にメンテナンスを行うことで、ジョイントタイルの美しさや機能性を長く保つことができます。

まとめ

ジョイントタイルは豊富なデザインがあり、防水層を守る効果、汚れにくい特性など、多くのメリットを持っており、置くだけなので設置も簡単です。

ジョイントタイルを選ぶ際には、屋外使用の対応可否、素材やデザインなどを検討し、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
独自のデザインにすることで、無機質になりがちなベランダやバルコニー空間を魅力的に演出することができます。

みなさんも、ジョイントタイルを敷き詰めたベランダ・バルコニースペースで、素敵な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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