「お家の中で一番大切な場所は?」と聞くと「玄関」と答える方が一番多いそうです。
なぜ玄関が一番大切なのか?
理由としては「お客様を迎える所だから」、「一番人に見られる所だから」というのが一番多いと言われています。それだけにどのような玄関にするかと考えることは楽しい反面悩ましいことだと思います。
人によって「良い」という基準が「かわいい」、「格好いい」など色々あり、自分の好きな物だけ、好きな色だけを集めると意外と統一感に欠けたり、こんなはずではなかったと後悔したりしてしまいがちです。
ポイントその1
それではどのようにすれば納得がいく玄関が出来上がるでしょうか?重要な要素の一つに「色」があります。
建物の入り口である玄関(=エントランス)と一番隣接している場所は当たり前ですが「外」です。
玄関にはドアがあり、外壁があります。ドアの外からの統一感を持たせることにより違和感は少なくなります。
具体的には外壁やドアの色に床のタイルを合わせ、その床のタイルの色に上がり框や玄関壁の色、収納などの色を合わせることでまずは全体的な統一感を持たせることが出来ます。
ポイントその2
あとは自分の「お気に入り空間」を作るだけです。
例えば壁は壁紙だけでなくガラスやタイルで出来たモザイクを好きな場所に使ってみたり、センスの良いオブジェを置いてみたり、照明に凝ってみたりとやりたいことがたくさん出てきます。
その時に大切なのが、くどいようですが「統一感」だと思います。色・大きさ・素材感などを全体のバランスを見ながら整えていくことです。
ポイントその3
そして出来るだけ「余計な物は置かない」ということも重要です。
玄関は外と中を結ぶ建物の唯一の導線であり、あまり物で溢れていると安全面からみても不安があります。
また自分が初めて訪れた人の玄関を見た時にごちゃごちゃしていたらどのように感じでしょうか。(これはあくまで私個人の意見ですが)あまり良い印象を持てないと思います。
冒頭の話に戻ってしまいますが、第一印象というのはとても大事なので建物の「顔」である「玄関」を見た時の印象というのは重要な役割を担っているのは間違いありません。
まとめ
木や石、タイルなどたくさんの素材がある中で何か一つを選ばないといけないというのはとても難しいことですが、それを楽しんで自分も来てくれる人も楽しめるお気に入り空間にぜひチャレンジしてみてください。