心地よく清潔な住空間でおうち時間を過ごすために、必要不可欠な日々のお掃除。
ただ、気を付けて生活していても発生してしまう水回りのカビや汚れ、経年による壁・床の傷みなどに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
毎日のことなので、できるだけ簡単で手間がかからないようにお掃除できるのが理想ですよね。
実は、そこでオススメなのがタイルなんです!
タイルは耐水性に優れていて汚れや水に強く、日々のお手入れの負担を減らすことができる部材です。
また、耐久性にも優れており クロスの壁やフローリングの床よりも傷付きにくいので、長く安心して生活することができるでしょう。
さらにタイルはカラーバリエーションやサイズも豊富です。お部屋のテーマに合わせて好みのデザインを選ぶことができるので、自分だけの個性的な空間を作ることも可能です。
そんなタイルですが、美しい状態を保つためには適切なお手入れが必要です。
今回は、タイルの基本的なお手入れ方法をご紹介します。
浴室・洗面所

1.タイルの汚れ・ぬめり
タイル表面に湯垢、石鹸カス、シャンプー等の泡が付着したままにしておくと汚れ・ヌメリが発生します。
※お手入れ方法
通常は、浴室用中性洗剤をかけスポンジ・不織布ナイロンブラシでこすります。
頑固に付着してしまったものは、液体クレンザーを用いて根気よくこすり取ってください。
※注意点
液体クレンザーでこする場合は、あまり強くこすらないようにしてください。タイル表面を傷つける恐れがあります。また、お掃除の後はクレンザーが残らないよう十分洗い流してください。
2.目地の汚れ
湿気の多い浴室や洗面所では、換気が悪かったり、石鹸カス、垢などの汚れが付着していたりするとカビが発生してしまいます。
※お手入れ方法
漂白殺菌作用のある塩素系洗剤で拭き取ってください。入浴後に洗い流し換気を
行うことが一番のかび予防になります。さらに、消毒用アルコ-ルを塗っておくと予防効果が上がります。
※注意点
酸性系洗剤は強力なため、タイルおよび目地を傷めないように薄めて使用してください。
洗剤の取り扱いは説明書に従い、複数の洗剤の混合を行わず換気に注意して行ってください。
トイレ

飛散尿などにより雑菌の繁殖、悪臭の発生、黄ばみ汚れが発生します。
※お手入れ方法
日常のこまめな掃除が一番の予防となりますが、汚れた場合はトイレ用酸性系洗剤や漂白剤を用いて掃除してください。
※注意点
酸性系洗剤は強力なため、タイルおよび目地を傷めないように薄めて使用してください。
また、洗剤の取り扱いは説明書に従い複数の洗剤の混合を行わず、換気に注意して行ってください。
キッチン

1.タイルの汚れ
キッチン回りでは、料理の際に飛び跳ねた油、調味料等の付着で汚れてしまうことがあります。
※お手入れ方法
通常の汚れは水拭きで十分落とすことができますが、こびりついた油などは市販の中性洗剤を薄めてスポンジ等に含ませて拭き取ってください。
※注意点
研磨剤入りクレンザーは、タイル表面を傷つける場合があるため使用しないでください。
2.目地の汚れ
※お手入れ方法
使い古した歯ブラシなどに洗剤をつけて軽くこすり拭き取ってください。あらかじめ汚れが目立ちにくい濃い色の目地を選ぶというのも、汚れの目立つ部分にはおすすめです。
玄関

ほとんどの汚れは、履物に付着して持ち込まれた泥土が原因で発生します。
※お手入れ方法
ホウキで土埃を取り除いてから、よく絞った雑巾で水拭きしてください。汚れが取れにくい場合、中性洗剤やクレンザーを使ってこすり取ってください。
※注意点
集合住宅の場合は防水処理がされていないことが多く、水をまくと階下へ水漏れしてしまう可能性があるので注意してください。少しの水拭きで十分です。
防汚加工タイル
日々のお手入れが楽になるよう、あらかじめ防汚加工されたタイルを選ぶのも
一つの手です。
Danto Tileの防汚技術-クリンコート―
クリンコートはタイル表面のミクロレベルの細かい凹部を特殊な無機質の材料でコーティングすることで、滑り抵抗値を大きく低下させることなく表面を滑らかにし、汚れが凹部に入り込まないようにするものです。
また、クリンコートのコーティングは高温で焼き付けており耐久性も十分確保し
ています。通常のタイルより日々のメンテナンスが簡単になり、お手入れの手間
が省け、タイルの美しさを長く維持することができます。

【Dantoがおススメするクリンコート加工タイル】


THN 陶斑


TSN 陶扇Ⅱ


CWD セラウォームDX
以上、タイルのお手入れ方法についてご紹介しました。
他素材に比べて丈夫で、100年持つとも言われるタイル。お気に入りのタイルを長く美しく保って快適に過ごすことができるよう、使用場所に合った方法を試してみてください。