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床暖房用タイルとインテリアの関係

タイルの用途

最近では多くのご家庭に普及している床暖房。

仕上げ材としてはフローリングがその大半を占めると思いますが、中にはタイル張りにしたいという方も多くいらっしゃいます。

今回はそのような方の為に「タイル 床暖」にすることのメリットをご紹介したいと思います。

機能面

まずは機能面です。

土や砂などの自然素材から作られるタイルは熱伝導性がフローリングの約10倍!

ただしタイルと発熱体の間に捨て貼り合板がある為、床暖房としての立ち上がりにはフローリングより若干時間がかかります。

一方、電源を切ってから床面が冷めていく温度は、タイルで約-4℃/hr、フローリングで約-8℃/hrであり、2倍近くタイルが蓄熱性に優れている為、暖かさがより長く持続することがわかります。

ピアノなどの重いものを置いても大丈夫ですか?というご質問がよくあります。

この点については、タイル床への耐荷重試験により、1トン以上の荷重にも耐えることが実証されています。

ただし、底面に隙間のない箱状の家具などを床に直接置くと部分的に熱がこもることがあるのでご注意は必要です。家具と床の間に板切れなどを挟んで隙間をつくるといいでしょう。

そしてタイルは何と言っても日常的なお手入れが簡単です。

フローリングのようなワックスがけも不要で、もしタイル面が汚れても軽く拭き取って頂くだけで美しさが保てます。

意匠面

次に意匠面のメリットです。

一言でタイルと言っても様々な種類がありますが、ここ数年でタイルの業界はインクジェットプリンターの出現により、今までには無かった様々な意匠を作り出すことが出来るようになりました。

例えばフローリング 風 タイル(木目調)や天然石・大理石調のタイルなどがあり、それ以外にも「焼き物」の風合いのあるものやアンティーク タイル 床もあります。

色や形状も充実しているのでバリエーションには事欠かないのではないでしょうか。

それにタイル張りにすることはインテリアに高級感をもたらします。

施工上の注意事項

最後に床暖房の上にタイルを施工する際に気を付けて頂きたい点が何点かあります。

まず床暖房の熱源選びです。必ず熱源メーカーで「タイル張り用」として指定されている商品をお選びください。

次に施工法です。コンクリート下地でない限り、タイルの上を歩くと下地共々たわんでしまいます。
たわむ時に目地切れが起こる可能性が高いのでタイルメーカー各社では「床暖房上にタイルを張る工法」を用意していることが殆どです。

例えば㈱Danto Tileでは「ダンフロアーほっと工法」があります。前述の熱源メーカーとの組み合わせもありますので、打合せの際は是非確認してみてください。

まとめ

タイル 床暖で体と心を温めてみてはいかがでしょうか。

LIFE with TILE

「LIFE with TILE タイルのある暮らし」を創造するタイルメーカーのDanto Tileでは、自社製品をはじめ、天然素材の質感をそのままに再現したタイルをイタリアやスペインなど欧州から輸入しています。徹底した品質管理により、日本基準に照らし合わせた安心安全な選りすぐりの個性あふれるタイルをラインナップしています。

Danto Tile タイル研究室 ー福ラボー

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