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タイル床暖房乾式工法システム「ダンフロアーほっと」

タイル研究室
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Danto Tileでは床暖房の仕上げにタイルを施工する際、タイル床暖房乾式工法「ダンフロアーほっと」を推奨しています。

ダンフロアーほっと工法は、内装用床タイルを下地合板に専用接着剤「タイルエース床用(フロアーボンド)」で張り付けて、目地部にはエポキシ樹脂系の目地材「タフメジネオ」を目地詰めする乾式工法です。

当工法が開発されたことにより、今まで従来型の「湿式工法」では施工できなかった様々な部位にタイルを施工することが可能になり、タイル床をより身近にすることができました。

床暖房の仕上げはフローリングが一般的ですが、実はタイル仕上げによって得られるメリットがいくつかあります。

タイルと当工法の特性を基にタイル仕上げ床暖房の良さをご紹介します。

①高い意匠性と機能性

意匠性の点では、タイルの豊富なバリエーション(寸法・色調・模様など)によりインテリアをお気に入りのスタイルやテイストに彩ることができます。

機能性の点では、約1200℃の高温で焼きしめられたタイルは、低い吸水率でダニや雑菌が発生しにくい素材のため、水廻りのご使用にも最適です。

キズに強く、耐久性にも優れているので、キッチンや脱衣所などでも使用されています。

イメージ 床タイル:CTOー3/600W

②フローリングと比べ高い暖房効果

土や砂など自然素材から作られるタイルは、熱伝導率がフローリングの約10倍。

蓄熱性にも優れ、高い暖房効果を発揮します。

③優しい暖かさがずっと

下図のように、実際の床でフローリングと比較してみると、タイルの床の方が、より安定した暖かさを供給できることがわかります。
床暖房、だからこそタイルなのです。

ダンフロアーほっと工法とは

ダンフロアーほっと工法とは、セメント系の張付け材とモルタル目地を使用する湿式工法でなく、
①推奨タイルを下地合板に
②専用接着剤を用いて張付け
③専用の樹脂系目地材を目地詰めする
乾式工法です。

つまり、『推奨の①タイル+②接着剤「タイルエース床用」+③樹脂系目地「タフメジネオ」の材料+適正な施工』の組合せが必要です。

使用する材料

◀ダンフロアーほっと、ダンフロアー推奨品はカタログやWEBサイトでこのピクト表記が目印です。

代表的な構成図

たわみや目地割れを解消

ダンフロアーほっと工法は、Danto Tileが長年にわたり培った技術をもとに独自開発した目地材と接着剤によって、床下地材や熱源のたわみによる目地割れの問題を解消しました。

湿式工法では下地がたわんだ場合、目地部に力が加わり力に耐えきれなかった目地材が割れ・切れを起こす心配がありました。

当工法の開発により木造住宅へのタイル床施工をより手軽にしました。

イメージ 床タイル:CMー07P/600

ダンフロアーほっと推奨タイルについて

ダンフロアーほっと工法に使用できるタイルは内装床タイル全製品ではありません。

当工法に対応する強度や面状の条件をクリアしたものだけを厳選し推奨品としていますので安心してお選びいただけます。

カタログやWEBサイトで推奨タイルをお探しの際は、「ダンフロアーほっと」のピクトマークが付いている製品をお選びください。

まとめ

・タイルはもともと清掃性の高い建材。ちょっとした汚れが気になる室内床ですが、お手軽にお掃除することができる上、熱伝導性や蓄熱性が高いことで足元から部屋全体を均一に暖めることができます。

・たわみによる目地割れが解消され床暖房の上に施工できるようになったことで、冬場などに床がひんやりするというタイルの弱点も補完することができました。

・結果として従来の湿式工法では施工できなかった部位に「ダンフロアーほっと工法」で施工できるようになったことで、室内タイル床がより身近になりました。

*ご注意 弊社で試験や検証をしていない熱源や床下構造もあります。施工マニュアルをご希望の際は弊社WEBサイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

ダンフロアーほっと推奨対象タイルピックアップ

グレイステラ
GTE-03ER
マーブルポリッシュ
CM-07P

その他多数のダンフロアーほっと推奨商品があります。

弊社WEBサイトもしくは総合カタログで是非ご覧ください。

© DANTO TILE CO.,LTD.
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