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玄関の汚れを気にせずおしゃれに。グレー床タイルの魅力と選び方

タイル研究室

今回のタイル研究室は玄関の床タイルについてです。
お客様から「メーカーさんのおすすめの玄関床タイルの色は何ですか??」と聞かれることがあるのですが、今は断然グレー系がおすすめです!
ではなぜ今グレー系がおすすめなのかについてお話ししていきます。

トレンドカラー

何といっても玄関は家の顔!

お客様をお迎えすることも多く、おしゃれな玄関にするために流行を取り入れたいですよね。

ファッションに流行色があるようにインテリアにもトレンドの色があります。
トレンドはヨーロッパが発祥となり、数年後に日本で流行します。

毎年4月にイタリアのミラノ市で開催される「ミラノサローネ国際家具見本市」では、2019年の展示で注目されたカラーが兆しとなり、現在日本では「グレイッシュカラー」が流行しています。

グレイッシュとは有彩色に「グレー」が混じった優しい色合いです。
社会情勢の混乱や新型コロナウイルスが世界的に流行し、落ち着きのある色味を求める方が多い傾向にあります。

中でも、「グレー」と「ベージュ」の中間色である「グレージュ」という色を空間に取り入れる人が増えています。
温かみのある色合いが明るく広々と感じる空間を実現できるため世代を問わず好まれるインテリアカラーです。

リミテッド・CLD-103

しかし、トレンドカラーだからといって家になじまない色を使用すると失敗してしまうと思います。

長く住む家なので、トレンドカラーでありながらも飽きがこないグレーはおすすめです。

コーディネートのしやすさ

グレーは、ホワイトよりも明るくなりすぎず、ブラックよりも暗くなりすぎない絶妙な色で、上品なイメージにもモダンなイメージにもマッチするうえに、少し強めの有彩色と組み合わせても違和感なく馴染む万能色です。

大きな面積で使用しても主張しすぎないので、コーディネートに取り入れやすい特徴があります。

玄関の場合、扉とのコーディネートが大きな要素を占めると思いますが、白、グレー、ブラックなどのモノトーン系はもちろんのこと、ナチュラルカラー、ステンカラー、アクセントカラーにも合います。

木との相性も良いので木製扉との相性も良いですが、どんなものにも合う色って他にはなかなかありませんよね。

汚れの目立ちにくさ

玄関は毎日使用する場所で、外からの泥汚れなども持ち込まれる場所です。

『お客様をお迎えする場所でもあるし、綺麗にしておきたいけど毎日は掃除できない』
『住宅のテイストがモノトーンなので白や黒の床タイルにしたいけど汚れが目立ちそう』
などのお悩みがあると思います。

あまり頻繁にお掃除ができない方は、グレーのタイルを選んでください。

ベージュも汚れが目立ちにくい色合いですが、モノトーン系の住宅とは色的に少し相性が良くありません。
グレーの床タイルを選べば色の統一感も損なわず、汚れは目立ちにくくなると思います。

もし住宅のテイストがナチュラル系の場合、「1,トレンドカラー」でもご紹介した「グレー」と「ベージュ」の中間色である「グレージュ」をおすすめします。
グレー以上にマッチし、トレンドも取り入れた色になります。

しかし、目立たないとはいえ頻繁に出入りする玄関なので、汚れは蓄積されてきます。
日頃のお掃除の際はホウキで土埃を取り除いてから、よく絞った雑巾で水拭きしてください。

汚れが取れにくい場合、中性洗剤やクレンザーを使ってこすり取ってください。
年末の大掃除の際などは、デッキブラシを使っていただいても大丈夫です。
デッキブラシには化繊、シダ、ワイヤなどの種類がありますが、ワイヤはタイルの表面を傷つけてしまうことがありますので、化繊かシダをお使いください。

ちなみに個人的な感想ですが、化繊よりシダの方が汚れは取れやすいような気がしますが、両方ご用意できる場合には比べてみてください。

タイルは元々吸水率が低く汚れに強い建材ですが、表面に汚れ防止機能が付いた商品もご用意しています。
当社淡路島工場で生産している商品は、クリンコートという防汚加工が標準仕様となっています。

微妙なグレー3色で自然なパターン張りが可能な
2023年新製品「グリージオモデル」

おすすめの人気商品をご紹介

ひとくちにグレーのタイルといっても、様々な種類の商品があります。

タイルは世界各国で生産されていますので、国産品はもとより、イタリア製、中国製、タイ製など様々です。

各国で生産されたグレーのタイルをご紹介します。

天然みかげ石を再現した国産品/クイーンフロアー・QF-104
チェッポ系のイタリア品/ピエトラデグレ・PTG-101
スタンダードな意匠の中国品/ロッジ・LDG-3
自然の質感を再現したタイ品/レバンテ・LVT-30

ひとくちにグレーのタイルといっても様々な種類があります。

海外品は近年大型化が進み、インクジェット加飾によって、より天然石に近いリアルな意匠が再現されています。

一方国産品は厳しい社内基準に基づき生産され、防汚仕様など機能性が高いのが特徴です。
また、役物形状が豊富でコーナーをきれいに仕上げることができる、といった日本人の美的感覚に応えることができる商品ラインナップになっています。

意匠重視か機能重視かなど、お客様によって重要視されるポイントはそれぞれ異なると思いますが、それぞれの商品の特徴を理解されたうえで商品を選択いただく事をおすすめします。

まとめ

今回のタイル研究室では、玄関床にグレー系の床タイルをおすすめする理由と、グレー系床タイルの商品をご紹介しました。

トレンドカラーでコーディネートもしやすく、汚れが目立ちにくいのがグレー系の床タイルです。
流行色という事もあり、お選びいただける商品を豊富に取り揃えています。

ロングランで続いている石目調国産タイルのシリーズの中にもグレー色は入っており、和テイストの住宅にもマッチします。
ただしその場合はグレーではなく、『灰色』と呼んだ方がしっくりくるかもしれませんね。

玄関床タイルの色でお悩みの際は、一度グレー色でご検討してみてはいかがでしょうか。

© DANTO TILE CO.,LTD.
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