メーカー営業が教える!タイルの形状の基本

タイルの知識

街を歩けば色々な建物を目にします。戸建住宅、マンション、店舗、病院、学校、図書館、市役所、文化ホールetc それらの壁や床には様々なタイルが使われ、ダントーの商品も数多く採用されています。

今回は、総合タイルメーカー「Danto(ダントー)」の営業担当がタイルの形状をご紹介致します。

タイルメーカー営業 Mr.G

タイル営業歴:20年


好きなタイル:外壁タイル

家族:妻、長男、長女

座右の銘:外壁には2種類しかない。タイルか、タイル以外か。

1、まず始めに基礎知識から

実寸法と目地共寸法

タイルの特徴のひとつに目地があります。

標準のタイルの形状を表す場合、実寸法ではなく基本的には目地の幅を含めた目地共寸法となります。また、モザイクタイルやボーダータイルなど施工効率を高める為に表紙張りや裏メッシュ張りなどのユニットになっているタイプも同様に、ユニット目地共寸法となります。その他に定形の実寸法のタイルの形状(呼称)もあります。

モザイクタイル

モザイクタイルは屋外壁タイルや屋内壁タイルなどのような用途による分類ではなく平物の1枚当たりの表面積が50㎠以下のものを言います。

2、屋外壁

屋外壁タイル

代表的なタイルの形状に二丁掛(実寸法227×60mm)・小口(108×60mm)があります。これらは積みレンガ(実寸法227×108×60mm)の長手面と小口面をそれぞれ元にしています。また、二丁掛の短辺サイズが1.5倍の三丁掛(実寸法227×90mm)、2倍の四丁掛(実寸法227×120mm)もあります。

ダントーにおいても近年、商品ラインナップを充実させているボーダータイルの形状は定形の実寸法はありません。一般的なサイズは(実寸法227×30または40mm、240×30または40mm)などになります。細長いタイルの形状の総称がボーダータイルです。また最近では上述の短辺寸法よりも更に細い20mm前後の商品も販売されています。前記の通りボーダータイルはユニットの場合が多くランダムな特殊パターンもありデザイン性をより高めています。

3、屋内外床

屋外床タイル・屋内床タイル

床タイルも標準のタイル形状を表す場合、実寸法ではなく基本的には目地の幅を含めた目地共寸法となります。

戸建住宅の玄関ポーチ・アプローチ、アパートの外構などは300角が主流です。マンションのエントランスは600角・600×300の大判タイルが一般化しています。コンビニ・スーパー・ドラッグストアの店内床も同様に600角の表面が磨き仕上げタイプが多く使用されています。また最近では1200×600の大型サイズの商品や木目調の1200×600、900×150の長尺サイズなどバリエーションが豊富になっています。以前は多く見られた100角は新築ではコンビニの犬走りに見られる位になっています。

近年主流の600角・600×300は海外生産品がほとんどなっています。その多くが生産工程においては側面を研削して寸法精度を高めているため、目地幅3mm程度の細目地仕上げを可能にしています。

また、600角・600×300および1200×600は床への使用だけではなく、事務所ビルやマンションなどの屋外壁や屋内壁へも採用されています。これは大型タイルの厚みの薄化による重量の軽減と乾式工法の施工法の確立によるものと思われます。

4、屋内壁

屋内壁タイル・屋内壁モザイクタイル

屋内壁タイル・屋内壁モザイクタイルも標準のタイルの形状を表す場合、実寸法ではなく基本的には目地の幅を含めた目地共寸法となります。またモザイクタイルは表紙張りや裏メッシュ張りなどのユニットになっているので、ユニット目地共寸法となります。

住宅のキッチンカウンター立上り、洗面化粧台ミラー壁・ニッチスペースなど、店舗では内壁やレストルームなどへ100角・50角や25mm角・10mm角・ボーダーなど色や面状も含めてデザイン性を重視したインテイリアとして使用される事が最近では主流となっています。

5、まとめ

一口にタイルの形状と言っても様々なサイズが存在している事が、お判り頂けたかと思います。1200×600の大型タイルと50mm二丁のモザイクタイルが同じマンションで使用されることもあります。1枚当たりの表面積は約140倍! ダンプカーとベビーカーくらいの大きさの違いでしょうか。すごく大小の差がありビックリです。

ダントーではタイルの形状をたくさんご用意しております。是非ご検討頂ければ幸いです。


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