“タイル”と聞いて思い浮かべる形は、正方形や長方形の四角形じゃないでしょうか?
しかし、実はそれ以外にも様々な形があるんです!
タイルの歴史
タイルの歴史は古く、世界最古のタイルは古代エジプトのピラミッド内で装飾に使われたものと言われています。
13~14世紀頃にペルシアではイスラム教の影響で幾何学模様が好まれて星形や十字形タイルが多く作られており、四角形ではないタイルは存在したのです。
(参考文献:「タイル手帖」一般社団法人 全国タイル業協会)
そして20世紀以降、技術の進歩により、さらに意匠性の高いタイルが作られるようになりました。
現代のタイル
現代においても特に内装用タイルで、六角形(ヘキサゴン)・三角形・丸形等、様々な形があります。
六角形
★個性的な空間~スタンダードな空間まで幅広く合わせやすいタイル
★ 六角形の中心に向かってくぼんでおり、光と釉薬の美しい陰影があるタイル
★ 厚みのある大理石とガラスの組合せで、照明が当たることで陰影と遠近感が出ます。
★ 黒と白の正六角形をもとにして、個性的な形やパターンを創出しています。
三角形
三角形を組み合わせて作る伝統的な模様が和洋ともに空間を彩ります。
八角形
アンティーク調に仕上げた八角形のタイルが深い味わいの空間を演出します。
丸形
壁や床だけでなく、テーブル等の家具や雑貨にも使用できます。
使い方次第で、様々な表情を見せるタイルです。
アーモンド形
アーモンドのような形をした小さく細長い形状のタイルにより織物調のパターンを作り出します。
ハート形
ハートの愛らしい形が空間を明るく演出します。
くさび形
高低差のある曲面を持つ形状の組み合わせが独創的な陰影を生み出します。
まとめ
タイルの形・色によって、ポップで明るい感じやモノトーンでモダンな感じ等、様々な表現・演出が可能となっております。
是非、手にしてみてはいかがでしょうか?