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意匠性だけではない「木目調タイル」が使われる理由

タイル研究室

「木目調タイル」はタイルのデザインの中でも需要が高く、現在ではスタンダードなカテゴリとして広く認識されています。

最新の加飾技術によって細部まで忠実に再現されており、材質面では特に屋外で「木」の風合いを表現したい時にタイルであることの優位性が発揮出来ます。

つまり「木」の美しさとタイルの特徴を兼ね備えた「木目調タイル」は優れた建材と言えます。

今回のタイル研究室では「木目調タイル」をテーマに、一般的な長辺・大判だけではなく弊社で取り扱っているそれ以外の多目的なバリエーションを含めた製品をご紹介したいと思います。

[木」の意匠と「タイル」の耐久性と吸水率

「木」は建築に欠かせない素材であり、構造だけでなく意匠材としても優れた素材です。

一般的な「木」のウッドデッキをご想像ください。
自然と調和し、素材感からは落ち着きや優雅さ、温かみを感じます。

しかし「木」は屋外という厳しい環境下では風雨に晒されると水分の染み込みや湿気によって腐ることがあり、腐りにくくするためには処理や加工、定期的なメンテナンスが必要になります。

木目調タイルは意匠が「木」でありながら「タイル」がもつ高い耐久性と吸水率が低いという「屋外環境に強い」特徴を合わせ持ち、メンテナンスフリーということで注目されています。

ナチュラルムード NTM‐103/1200×200
サルタス QBC‐1/900×150

長尺以外の木目調タイル

木目調タイルは本物の「木」をモチーフにしているため、床タイルを中心に長尺形状が多い傾向にあります。

長尺のタイルは一枚が大きく見栄えがする一方で、壁面に施工する際に乾式工法や専用の下地が必要になるなど様々な制限があります。

そこで弊社では気兼ねなく通常の外壁用弾性接着剤で施工出来る木目調ボーダータイルを開発しました。

木彩Ⅱ(もくさい)ボーダー MKS‐200/ボーダーネ
バークフォーム BAF‐100/ボーダー

木目調タイルでは珍しい「角モノ」

木目調タイルとしては珍しい「300角」形状の商品である木彩Ⅱ(もくさい)。
壁用タイル木彩Ⅱ(もくさい)ボーダーとカーペットタイルシステム材も同色のカラーバリエーションで展開しています。
ナチュラルな色と面状で温かみのある意匠を持つシリーズです。
長尺とは違ったイメージで仕上がり、さらに壁用ボーダーを合わせると空間に統一感が生まれます。

300角木目調タイル
木彩Ⅱ(もくさい) MKSー100/300H
MKSのカーペットタイルシステム材
テラセラ木彩Ⅱ(もくさい)
[カーペットタイルシステム材]

その他木目調商品

テラセラデザインウッド
TCWーB11/300CTF
[カーペットタイルシステム材]

テラセラデザインウッドシリーズについて

テラセラデザインウッドシリーズは木の風合いをそのままに、耐久性、安全性に優れたエクステリア材。
主原料は再生木材と樹脂による100%リサイクル製品です。
天然木と比べササクレが生じることがほとんどなく、退色や劣化が少ないエコ素材です。

今回は木目調タイルのバリエーションをご紹介しました。

今後海外品においては世界的な流行を取り入れた新しい木目調タイルが開発されていくと思われます。

一方で国内品では日本の建築事情を考慮した「日本らしい商品」が生み出されていくのではないでしょうか。

木目調タイルというカテゴリに今後も注目していきます。

© DANTO TILE CO.,LTD.
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