今日、ウッドデッキ、タイルデッキが浸透している中で、タイルデッキ 木目調の事例は数少ないですように思います。
同じ性質のタイルデッキは多い中で、木目調タイルデッキは何故少ないのでしょうか?
ウッドデッキとは
まずはウッドデッキとタイルデッキについて解説します。
ウッドデッキとは、天然木材や木材と樹脂を混合した合成木材が使われるもので、住宅以外でも公園やショッピングセンターでも見かける。
メリットは、木のぬくもりを感じられ、和洋どちらにも相性が良いところです。天然木を使用すれば、経年変化で質感の移り変わりを楽しめます。
また、直線だけではない形状加工も可能です。
デメリットは、蟻害や汚れなど、メンテナンス面が大変な点です。
タイルデッキとは
タイルデッキとは、陶器であるタイルを使用したデッキのことです。
メリットは、メンテナンス性も良く、石調柄といったウッドデッキにないモダンな仕上がりを楽しめる点です。
デメリットは、値段が高いことや施工時間が長くなることがあるという点です。
木目調タイルデッキの可能性
タイルのメリットを残しつつ、木の雰囲気を持った木目調タイルデッキの需要は増えていますが、木目調タイルをデッキに施工する場合、充分な下地の強度を持たせないとタイルが割れてしまう恐れがあります。
施工条件をクリアしている現場が少ないため、実際に施工されている現場も多くはないのです。
一般的なタイルデッキの多くは、タイルの厚みが充分にあるため、下地条件のハードルをクリアできています。
木目調タイルの場合、厚みがある製品はほとんどありません。
イタリア輸入品の良質な木目調タイルの取り扱いも増えており、厚みのある木目調タイルが開発されれば、木目タイルデッキの事例も増えていくでしょう。
まとめ
ぜひ、ご自分にあったセレクトで安らぎの住空間を手に入れてください!